醤油の選び方
原材料が「大豆・小麦・食塩」のみのものを選ぶ
「脱脂加工大豆」ではなく「丸大豆(大豆)」使用のものを
醤油は日本を代表する調味料。料理や食卓に欠かせないという人も多いでしょう。
醤油の基本的な原材料はシンプルで、「大豆・小麦・食塩」のみです。
大豆は「大豆(遺伝子組換えでない)」「大豆(国産)」「有機大豆」と表記されているものがより安心です。
これらは、遺伝子組み換え作物を使用していない証です。
脱脂加工大豆が使われていますが
「脱脂加工大豆」を使用してるものもありますが、これは大豆から油分を絞った搾りかすです。丸大豆にくらべて安価なうえ、分解・発酵の時間が短くて済むため大量生産に向いています。
安全性という面だけで見れば問題はないかもしれませんが、本物という観点から見た場合、手放しでおすすめはできません。
以前は、醤油を造るうえで大豆の脂肪分は不要といわれていましたが、現在では、味をふくよかにしたり、もろみの酸化を防止するなど、その働きが見直されています。
いろいろ入っているようです
アミノ酸液や調味料(アミノ酸等)、甘味料、カラメル色素、保存料などが添加されているものは、おすすめしません。
これらは、足りないうまみを添加物で補うという目的(添加物の使用目的としては正しいのですが)で使用されている場合がほとんどです。
また「卵かけご飯専用しょうゆ」などは醤油ではなく醤油をベースにした調味料ですが、この場合も「醤油、本みりん、鰹だし」のように原材料がシンプルなものがおすすめです。
醤油は無添加のものが容易に入手できるので、ぜひ、本物の調味料を使ってください。